忘れかけのIT備忘録

今まで学んできた知識や小技、なるほど!と思ったことをメモするブログです。

Oracle Databaseの起動シーケンス

Oracle Databaseの起動シーケンスは4段階ある。

①SHUTDOWN→②NOMOUNT→③MOUNT→④OPEN

①SHUTDOWN
データベースが停止している状態

②NOMOUNT
初期化パラメータを読み込んで処理をする段階
・初期化パラメータを読み込む
・SGAを展開する
・バックグラウンドプロセスを起動する
・アラートログをオープンする

このモードでは下記作業が可能
・データベース作成
・制御ファイルの再作成

③MOUNT
制御ファイルを読み込んで処理をする段階
・制御ファイルを読み込む(ここでデータファイルやREDOログファイルの格納先をOracleが把握する)
・(必要に応じて)インスタンスリカバリを行う

このモードでは下記作業が可能
・データファイル名の変更
・データベースのリカバリ
アーカイブログモードの切り替え

④OPEN
・データファイル、REDOログファイルをオープンする