忘れかけのIT備忘録

今まで学んできた知識や小技、なるほど!と思ったことをメモするブログです。

サーバープロセス

サーバープロセスはUGAに格納されるが「専用サーバー接続モード」と「共有サーバー接続モード」で格納先が変わる

サーバープロセス
サーバープロセスが使用する領域は下記の通り
①ユーザーセッションデータ
②カーソル領域(SQLの実行時に使用するカーソルを格納する領域)
③ソート領域
④スタック領域(ローカル変数を格納する領域)
※上記のうち、①~④がUGAに格納される

専用サーバー接続モード
UGAはすべてPGAに格納される
ユーザープロセスとサーバープロセスは1対1の関係

共有サーバー接続モード
スタック領域はPGAに格納される
他(ユーザーセッションデータ、カーソル領域、ソート領域)はSGA(共有プール)に格納される
尚、ラージプールを構成している場合、共有プールではなくラージプールに格納される
ユーザープロセスとサーバープロセスは1対多の関係
共有サーバー接続の場合、ユーザープロセスとサーバープロセスが直接通信するのではなく、ディスパッチャを経由して通信する(ユーザープロセス⇔ディスパッチャ⇔サーバープロセス)